なんだか気になる学研『大人の科学』。
思えば小学生の頃、学研のオバチャンが学習と科学を配達に来るのを毎月楽しみにしていた。もちろん、目当ては「ふろく」。
その学研が、あの「電子ブロック」を復刻した頃からむむむっ、と思っていたのだが、この度『大人の科学マガジン vol.3』のふろくが「ピンホールカメラ現像セット」であると知るに及び、本屋へ直行、即、購入。
パッケージを見て、ウル・ライカ似のピンホールカメラにココロを揺さぶられたかたは多いハズ。
裏はフジのモノクロ印画紙の広告。このあたりもヌカリ無し。
本体とふろくのステイタスが完全に逆転しているが、マガジン本体の内容も赤瀬川源平や日比野克彦などがこのふろくで作例を撮っていたりして、そこそこに面白い。しかし読むより先に早速カメラの組み立て。
組み立てといっても、とても簡単。おお、シャッターがなかなかよくできているぞ、これは。
専用印画紙も付いているが、普通の35mmフィルムも使うことができる。ピンホールだけではなくレンズも付属していて、そのためにバルブに加えて1/250秒のシャッターも備えている。(このシャッターユニット、何かに転用できないか...)
ストラップ・アイレットと三脚用ネジ穴を完備。ノブ巻き上げ、巻き戻し。フィルムカウンターは付いていない。フィルム圧板が無いのでフィルムの平面性に不安がある。
気になるのは、よく見るとピンホールがなんだか歪んでいて、このままではかなり写りに影響がありそう。この機体はハズレなのか!?
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学研『大人の科学マガジン Vol.03』
ふろく ピンホールカメラ
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